ヒラマサなどの高級魚を通販で

秋の味覚と言えばサンマをはじめ、鮭やカツオ、そして松茸と魚介から山の幸まで様々な選択肢があります。こうした食材は季節感を演出する大切なイベントにもなるので、日本人なら食卓に用意しておきたいものです。ところで、魚介を仕入れる際、殆どの飲食店では卸業者を利用しており、長年の付き合いもあります。それでも、最近は漁業関係者と直接交渉して、産地直送で仕入れている店舗も増えています。産地直送の場合、新鮮や低価格、そしてブランドといったメリットが期待されています。一般的に、水産業界は流通過程であるサプライチェーンが長いとされており、その間、様々な仲介業者が介在すると言われています。先ず、漁業者が獲った魚は港で浜仲買商に引き取られます。それが生産地の卸市場で販売されて、築地に向かうことになります。

漁師が獲った魚が消費者の食卓に上がるまでは、5つほどの業者が介在しており、その度にマージンが上乗せされて販売されていきます。それ故、消費者の手元に届く段階では、相当な価格になっているわけです。それ故、安く仕入れたい飲食店などでは、所謂「中抜き」をしたいと考えるわけです。但し、現実はそう単純にいかないのが実情です。その大きな理由が輸送コストと仕分けの手間にあります。先ず、水揚げされたものから質の良いものを選ぶ必要があり、注文内容や受注金額に応じて種類分けすることになります。そして、商品が傷まないように、丁寧に箱詰めするわけです。通常、このような作業は手間がかかるため、漁師をはじめとする漁業者はやりたがりません。それが、産地直送が進まない要因の一つになっており、産地直送を承諾する漁業者が現れても、長続きしないことが多くなります。

産地直送を継続的に行なってくれる漁業者を探すのは難しいですが、現在はWebを使った配送システムが出始めています。単独の漁師とだけ取引するのではなく、複数の漁業者に協力してもらうことで、このようなシステムが成り立っています。飲食店などでは、欲しい魚を必要なだけ注文することができ、市場を通すよりも新鮮なものを入手することができます。中には、「業務用はまぐりの仕入れ・卸売・通販は食らぶ市場へ」のように、高級魚介を扱っているサイトもあり、ヒラマサやあわびを通販で仕入れるには最適な選択肢の一つです。ヒラマサなどの高級魚を仕入れる上で大切なのは、価格を抑えることだけではなく、良質で新鮮なものであることを大事にすることが前提となります。それ故、水揚げされた魚を適切に評価して、市場に出す仲卸や小売商の存在は欠かせないものです。そうした存在があるからこそ、産地直売も成り立つことを忘れないことが大切です。